パニック障害に効く漢方薬ランキングTOP8【効果的な飲み方と選び方】

パニック障害に効く漢方

パニック障害に漢方が効くって本当?
どの漢方を選べばいいんだろう?
逆に飲んではいけない漢方もあるのかな…

「パニック障害には漢方が効く」そんな噂を聞き、実際に効果があるのか気になっている方は多いですよね。

結論、漢方はパニック障害の症状緩和に効果的です。即効性のあるものから副作用がほとんどないものなど、漢方ごとで効果や特徴もさまざまです。

そのため、飲んでみようと考えてはいるものの、どれを選べばいいのかわからない方もいるはず。

そこで、本記事ではパニック障害に効くおすすめの漢方を、ランキング形式で紹介します。パニック障害に漢方が効く理由や効果的な飲み方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • 副作用や依存性のないものが多い点で、漢方は重宝されている
  • ストレスを感じやすい人には「桂枝加竜骨牡蛎湯」がおすすめ
  • 飲みやすさを重視するなら「甘麦大棗湯」がおすすめ

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※1:パニック障害とは
パニック障害とは、突然の恐怖感からめまいや発作などの症状に襲われる精神疾患不安障害の一種です。パニック発作やパニック症とも呼ばれています。

監修者:新見 正則 医師
新見 正則 医師

新見正則医院院長。西洋薬を使わず、漢方など副作用や依存性の少ない方法で治療を行う。重症度の高いパニック障害の患者さんを多数、診察。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。『フローチャートメンタル漢方薬』など、著書多数。

目次

パニック障害に効く漢方薬おすすめランキングTOP8

パニック障害に効くおすすめの漢方ランキングTOP8

さっそく、パニック障害に効くおすすめの漢方ランキングTOP8を紹介します。

  • 第1位:不安感をおさえる「甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)」
  • 第2位:免疫力を高める「フアイア」
  • 第3位:ホルモンバランスを整える「加味逍遙散(かみしょうようさん)」
  • 第4位:ストレスを和らげる「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」
  • 第5位:小柄・細身の方向け「桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)」
  • 第6位:胃腸が弱い方向け「小建中湯(しょうけんちゅうとう)」
  • 第7位:安眠を促す「加味帰脾湯(かみきひとう)」
  • 第8位:イライラ感をおさえる「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」

第1位:不安感をおさえる「甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)」

甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)
出典:Amazon

甘麦大棗湯は、甘草や小麦、ナツメの3種類の食べ物で構成された漢方です。精神的緊張・興奮や、筋肉のけいれんを和らげる働きがあります。

一般的には、子供用の漢方として使われますが、大人が使用することもできます。また、甘くて飲みやすく、ビスケットのような味がするのが特徴です。

実際に「電車に乗ろうとするとドキドキしてしまう」という30代女性が甘麦大棗湯を服用後、電車に乗れるようになった事例もあります。「即効性があり、すぐに安心できた」という声も多くあるためおすすめです。

第2位:免疫力を高める「フアイア」

フアイアは槐(エンジュ)と呼ばれる老木に生えるきのこ由来の生薬です。免疫を高める効果があり、他の漢方とあわせて服用することで漢方の効果があがり、パニック障害の症状の改善が期待できます。

また、最近では世界初の抗がんエビデンスを取得した漢方としても知られています。副作用として挙げられるのは軽い下痢程度であり、比較的安全に服用することが可能です。

第3位:ホルモンバランスを整える「加味逍遙散(かみしょうようさん)」

加味逍遙散は、ホルモンバランスを改善する効果をもつ婦人科三大漢方のひとつです。月経異常や更年期障害など、女性特有の症状によく使用されています。

また、不安やいらだちなどの精神神経症状、不眠症などにも効果がある漢方です。味は基本的に甘く、後々苦味が出てくることが特徴です。

第4位:ストレスを和らげる「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」

柴胡加竜骨牡蛎湯は、柴胡(サイコ)や竜骨(リュウコツ)などの11種類の生薬から構成されている漢方です。高血圧に伴う不安や不眠、ストレスを和らげる効果があります。

また、高コレステロールや痛風といった生活習慣病にも効果が期待できる漢方です。味は甘く、独特な香りがあるものの、比較的飲みやすくなっています。強いストレスを抱えている方におすすめです。

第5位:小柄・細身の方向け「桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)」

桂枝加竜骨牡蛎湯は、体のバランスを整える「桂枝湯」をベースに、竜骨と牡蛎(ボレイ)を加えた漢方です。神経が過敏になることで起こるイライラや不眠を和らげる効果が期待できます。

桂枝加竜骨牡蛎湯は子供用として使われることが多く、ストレスを抱えた小柄・細身の方向けの漢方です。神経の高ぶりを鎮めて不安を取り除き、不安定な精神を落ち着かせることができます。味は甘くて辛いことが特徴です。

第6位:胃腸が弱い方向け「小建中湯(しょうけんちゅうとう)」

小建中湯は、桂皮(ケイヒ)や芍薬(シャクヤク)、生姜(ショウキョウ)などの6種類の生薬から構成されている漢方です。腹痛を和らげて胃腸の調子を良くしたり、体を丈夫にする働きがあります。

虚弱体質の子供や胃腸が弱い方におすすめの漢方です。味は飴が入っているため甘く、飲みやすいことが特徴として挙げられます。

第7位:安眠を促す「加味帰脾湯(かみきひとう)」

加味帰脾湯(かみきひとう)
出典:Amazon

加味帰脾湯は、胃腸を丈夫にして貧血症状を改善する生薬や、滋養強壮作用、気分を落ち着かせる生薬が配合された漢方です。消化器の働きを助けながら、不眠を改善する効果が期待できます。

また、加味帰脾湯には気持ちを落ち着かせることで、精神を安定させる作用があります。味は、わずかに甘味があることが特徴です。

第8位:イライラ感をおさえる「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」

半夏厚朴湯は、主薬の半夏と厚朴を中心とした5種類の生薬から構成されている漢方です。神経を鎮めて不安感や緊張感、イライラ、不眠などの症状を改善し、心と体の状態を良くする効果が期待できます。

また、咳や吐き気を抑える作用もあります。体に異常はないのに、のどに何かつまった感じがする方やストレスを溜めがちな方におすすめです。味は、甘くて辛いことが特徴として挙げられます。

なお、不安・パニック障害に悩む7万人の方が参加するオンラインコミュニティ「にこっとプラス」では自宅や外出先で行える、薬に頼らず「食事」と「栄養」でパニック障害を克服する改善動画を無料配布しています。

実際に、本動画を視聴した91%の方が症状の改善を実感しています。パニック障害を克服する効果的な改善方法を詳しく知りたい方は、ぜひ一度お試しください。

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パニック障害に効く漢方薬とは?

漢方の画像

漢方とは、植物や鉱物、動物など自然界のものから作られた薬です。抗不安薬や抗うつ薬と比べると、より多くの成分から作られており、体全体の不調を治していくことができます。

漢方がパニック障害に効果的な理由は、体質自体を改善できるためです。体質を変えることで不安が起こりにくくなり、パニック障害の症状を緩和させることができます。

他にも、これまで効かなかった薬が効くようになるといった効果が期待できます。

薬を飲んでもパニック障害が改善しなかった人に、漢方で効果が出たという報告もあります。
新見先生(新見正則医院 院長/飯田橋駅徒歩すぐ

続けて飲めば体質改善につながる

漢方は続けて飲むことで体質改善につながります。続けて飲むことで、たくさんの成分が作用して体全体の不調を治していくことが可能です。

結果的に、不安が起こりにくい体質になり、パニック障害の症状の緩和が期待できます。また、漢方研究の第一人者である新見正則先生によると、漢方は食事と西洋薬の中間に当たるものと位置付けられています。

そのため、体に対して害のあるものは少なく、比較的安全に飲むことが可能です。漢方を飲むことに悩んだら「食事なんだから飲んでいい」と気楽に考えてみましょう。

副作用が生じるケースは稀

漢方研究の第一人者である新見正則先生によると、漢方で副作用が生じるケースは稀とされています。ただし、漢方の服用方法によっては副作用が生じるケースもあるため注意が必要です。

漢方によって副作用が生じる原因としては次の3つが考えられます。

漢方の副作用が生じる原因
  • 生薬を含む市販薬やサプリメントを併用する
  • 規定量を超えて多く飲む
  • 2種類以上の漢方を自己判断で組み合わせて飲む

普段から市販薬やサプリメントを服用している方は、生薬が含まれていないかを確かめることが大切です。気づかずに飲むことで規定量以上の生薬を取っている場合があり、副作用が生じるケースがあります。

また、規定量を超えて多く飲む場合も副作用が生じるケースがあるため注意が必要です。基本的に正しく服用すれば、漢方で副作用が生じるケースは稀です。

そのため、服用する際は医師の指導のもと、適切に服用しましょう。

漢方には副作用はほとんどありませんが、なにか「おかしいな」と思ったら主治医にご相談くださいね。
新見先生(新見正則医院 院長/飯田橋駅徒歩すぐ

依存性はない

漢方は副作用が少なく依存性がない

新見正則先生によると、病院で処方される漢方は依存性がないものが多いとされています。依存性がないため「やめられなくなるのでは?」「薬に頼りすぎてしまうのでは?」といった心配も不要です。

また、症状の改善時に症状にあわせて服用する量や回数を変えやすいというメリットがあります。パニック障害に使用される処方薬と異なり、眠気が起きないこともメリットのひとつです。

上記のことから、漢方はパニック障害を持つ方が安心して飲める薬といえます。

病院で処方される漢方は依存性がゼロのものも、多いです
新見先生(新見正則医院 院長/飯田橋駅徒歩すぐ

パニック障害に効果的な漢方薬の飲み方

漢方は基本的に空腹時(食間)に飲むことがおすすめです。なぜなら、食事の前後だと生薬のバランスが崩れてしまうためです。

また、複数の漢方を飲む時には一緒に飲まず、30分の間隔を空けて飲むことでより効果が期待できます。誤った服用方法による副作用を防ぐためにも、30分の間隔を空けて飲むようにしましょう。

他にも、空腹時(食間)に加え、症状に悩んだら飲むのがおすすめです。処方薬よりも副作用、依存性ともに少ないため、迷ったら飲むという意識をつけておきましょう。

基本は空腹時に服用となっていますが、食後の方がいいなら食後に飲んで問題はありません。
新見先生(新見正則医院 院長/飯田橋駅徒歩すぐ

自身にあうパニック障害向け漢方薬の選び方

自分にあう漢方を選ぶには、自身の症状や体型、漢方の特性を考慮して判断することが大切です。例えば、胃腸が弱い方には「小建中湯」が適しており、パニック障害以外に更年期障害にも悩む方は加味逍遙散が適しています。

他にも、小柄・細身の方には桂枝加竜骨牡蛎湯が適しているなど、漢方によってそれぞれ適性が異なります。そのため、自身の症状や体型、漢方の特性を考慮して漢方を選ぶようにしましょう。

自身にあう漢方はわからないといった方は、一度医師に相談することがおすすめです。

パニック障害の漢方薬によくある疑問

最後に、パニック障害の漢方によくある疑問にまとめて回答します。

  • 効かない時はどうしたらいい?
  • 漢方と薬はどちらを飲むのがいいの?

効かない時はどうしたらいい?

漢方が効かない場合には、飲んでいるものが自身に適していない可能性があります。症状や体質、年齢などによって効果が出にくくなっていることが考えられるため、一度医師に診てもらいましょう。

また、パニック障害の症状が出た際に漢方が効かないといった場合には、症状に適した対処法を取ることが大切です。吐き気や動悸、めまいなどの症状によって適切な対処法が異なるため、事前に必要な情報を入手しておきましょう。

なお、症状別のパニック障害の対処法に関しては下の記事で解説しているので、あわせて参考にしてください。

パニック障害に悩んだ時はどうしたらいい?症状別に対処法や予防策を紹介

漢方と薬はどちらを飲むのがいい?

基本的に、副作用や依存性の観点から漢方の方がおすすめです。薬を服用して症状が緩和されたとしても、依存性があると次は薬がないと不安になるという状況になりかねません。

薬の依存性が心配という方は、医師に漢方の処方をしてもらえるか確認してみましょう。また、パニック障害は漢方で治すことができます。

実際に、漢方を服用開始してから9ヶ月でパニック障害を克服した方もいます。継続的に服用することで症状の改善・克服が見込めるため、ぜひ試してみましょう。

なお、下の記事ではパニック障害に効く薬を紹介しているため、あわせてご覧ください。

パニック障害の主要な処方薬5選!服用時の注意点も紹介

まとめ

本記事では、パニック障害に効果的な漢方や、パニック障害に効果的な漢方の飲み方を紹介しました。漢方はパニック障害の症状を改善・克服するために非常に効果的です。

副作用や依存性の心配もないため、ぜひ試してみてください。また、漢方を服用する際には、一度医師に診てもらうことがおすすめです。

人によって適した漢方は異なるため、医師の指導のもと正しく服用しましょう。本記事があなたのお役に立てることを願っております。

なお、周囲にパニック障害の悩みを相談できず、おひとりで悩まれている方は「nicot+(にこっとプラス)」にご参加ください。

「にこっとプラス」では、次のように参加者同士が症状への悩みや対処法といった情報を気軽に交換することができます。

「いきなりコミュニティに入るのはちょっと気が引ける…」と不安な方は、自宅や外出先で行える、薬に頼らず「食事」と「栄養」でパニック障害を克服する改善動画をご覧ください。

実際に、本動画を視聴した91%の方が症状の改善を実感しています。パニック障害を克服する効果的な改善方法を詳しく知りたい方は、ぜひ一度お試しください。

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※補足:ピアカウンセリングとは
ピアカウンセリングとは、上記のニコットプラスのように同じような悩みを抱えた立場の人たちが集まり、仲間として交流・相談し合い支え合うことを目的としたカウンセリングのこと。

パニック障害に効く漢方

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