パニック障害に伴うめまいが出た時の対処法!原因や予防策も紹介

パニック障害めまい対処法

突然の発作で出るめまいがつらい…
すぐにめまいがなくなる対処法とかってあるのかな?

突然の発作で襲われる眩暈(めまい)の症状に悩んでいる方は多いですよね。「できることならすぐにめまいをなくしたい…」ただ、どう対処すればいいのか、イメージが湧かない方もいるはず。

また、発作に悩んでいる方がどのように症状へ対処しているのか、気になる方も多いでしょう。

事前に対処法を把握しておらず、めまいで倒れてしまっては身体や頭を打ち、大怪我につながりかねません。

そこで、本記事ではパニック障害の発作でめまいが出た時の対処法を解説します。日常生活から取り組めるめまいへの予防策も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

※パニック発作とは
パニック発作とは突然、強烈な恐怖や不安をともなうことで、激しい心拍数の増加(心臓がドキドキする)・発汗・震え・息切れや息苦しさ・胸の痛みや不快感・めまいやふらつきなどの症状が生じることです。発作は予測不能で、数分から数時間続くことがあります。

この記事の要約
  • めまいが出た際はまず落ち着ける静かな場所に移動しよう
  • 頭を低くすると血流が促進され症状が和らげられる
  • 耳鼻科での耳管通気(じかんつうき)はめまいの予防につながる

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監修者:新見 正則 医師
新見 正則 医師

新見正則医院院長。西洋薬を使わず、漢方など副作用や依存性の少ない方法で治療を行う。重症度の高いパニック障害の患者さんを多数、診察。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。『フローチャートメンタル漢方薬』など、著書多数。

症状や状況に適したパニック障害の対処法をまとめて知りたい方は、次の記事を参考にしてください。

パニック障害の対処法まとめ!症状・状況別にわかりやすく解説

目次

パニック障害に伴うめまいが出た時の対処法

ここからは、パニック障害の発作でめまいが出た時の対処法を、7つのステップにまとめて紹介します。

  • STEP1:静かで落ち着ける場所に移動する
  • STEP2:座るまたは横になり頭を低くする
  • STEP3:目を閉じる
  • STEP4:ゆっくりと深呼吸する
  • STEP5:少量の水をゆっくり飲む
  • STEP6:現在に意識を集中させる
  • STEP7:体の筋肉を一つずつ緩める

STEP1:静かで落ち着ける場所に移動する

まずは、静かで落ち着ける場所に移動しましょう。周りに人がいたり、騒がしかったりすると気持ちが落ち着かず、めまいや不安な気持ちが強くなってしまうことがあります。

めまいが強くなって転倒してしまうとケガのリスクもあるため、なるべく早く静かで落ち着ける場所に移動するようにしてください。もちろん、すぐに動けないといった場合には、無理して移動する必要はありません。

少しその場で休んで、落ち着いたら移動しましょう。

STEP2:座るまたは横になり頭を低くする

静かで落ち着ける場所に移動したら、座るまたは横になって頭を低くするようにしましょう。座るまたは横になるといった楽な姿勢になることは、めまいの症状を和らげるのに効果的です。

座るまたは横になっていれば転倒してケガをする心配もありません。めまいが落ち着くまでは、無理をせずにその場で休むようにしましょう。

また、多くの人は首を前後に曲げる動作でめまいが起きやすい傾向にあります。そのため、休む際にはなるべく動かず、下を向かないようにすることが大切です。

STEP3:目を閉じる

座るまたは横になって楽な姿勢になれたら、目を閉じるようにしましょう。目に入る刺激を少なくすることで、めまいを和らげることができます。

また、めまいが出ている時に音楽を聴いている場合には、音楽を聴くことも避けるようにしましょう。めまいが起きている時は、なるべく目と耳からの刺激をなくすことが大切です。

ただ、目を閉じるとめまいに意識が集中しすぎて、なかなか治らないといったこともあります。その際には、好きな音楽を心の中で流してみたり、数をかぞえるなどしてめまいから意識を逸らすようにしましょう。

STEP4:ゆっくりと深呼吸する

目を閉じている間に、ゆっくりと深呼吸することもめまいを抑えるのに効果的な方法です。呼吸が浅くなってしまうと、めまいがよりつらくなる可能性があります。

呼吸が浅くなることを防ぐためにも、深呼吸をしましょう。深呼吸には心拍数を落ち着かせる効果があります。

ゆっくりと鼻から息を吸って、口からゆっくりと息を吐き出します。この際、息を吸う時間を4秒、吐く時間を6秒程度にするのがおすすめです。

また、息を吸う際に「1、2、3、4」と心の中で数え、息を吐くときも同様に「1、2、3、4、5、6」と数えましょう。数をかぞえることで、呼吸のリズムを整え、心拍数が安定しやすくなります。

STEP5:少量の水をゆっくり飲む

深呼吸をしてめまいが少し落ち着いてきたら、少量の水をゆっくり飲むようにしてください。なぜなら、めまいは脱水が原因で起きている場合もあるためです。

一気に飲むと身体への負担が大きいため、少しずつ飲むことが大切です。また、なるべく冷たい水ではなく、ぬるめの水を飲むようにしましょう。

ぬるめの水を飲むことで消化器系への負担を軽減できます。もちろん温かいお茶でも問題ありません。水分補給は、めまいの症状を緩和し、身体の安定を保つために重要な対処法の一つです。

STEP6:現在に意識を集中させる

水分補給ができたら、現在に意識を集中させるようにしましょう。めまいが出た時には、つらく不安な気持ちになりますよね。

ただ、「このまま治らなかったらどうしよう」などいろいろなことを考えすぎると、かえってめまいがひどくなってしまうこともあります。そのため、いろいろなことを考えるのではなく、現在に意識を集中させるようにしましょう。

今の状況を整理したり、次の対処法のことだけを考えるなどして、なるべく頭の中をクリアにしておくことが大切です。

STEP7:体の筋肉を一つずつ緩める

ひと通り対処法を実践したら、体の筋肉を一つずつ緩めていきましょう。めまいが起きると、無意識のうちに体に力が入ってしまうことも珍しくありません。

体に力が入っているとリラックスできないため、体の筋肉を一つずつ緩めることが大切です。実際にめまいの多くは、筋肉が緊張し、刺激を受けやすい状態になっていることで起こりやすくなります。

めまいの症状が落ち着いてきたら、意識的に筋肉を緩めるようにしてください。

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なぜパニック障害でめまいが出るのか

めまいが生じるのは、パニック障害の発作で身体や体内のバランスが崩れるためです。具体的には、身体や体内で次のような変化が起き、めまいが生じます。

  • 過呼吸(ハイパーベンチレーション)
    • パニック発作が起こると、呼吸が速く・浅くなる「過呼吸状態」に陥ることがあります。過呼吸になると、血液中の二酸化炭素濃度が低下し、一時的に脳への酸素供給が過剰になります。体内を出入りする二酸化炭素や酸素の変化がめまいや頭がクラクラするといった感覚を引き起こすのです。
  • アドレナリンの大量分泌
    • パニック発作時は身体が「戦うか逃げるか」へ迫られる状態になります。この状態になるとアドレナリンが大量に分泌され、心拍数が増加し血圧が上昇します。体内での変化が身体のバランスを乱し、めまいを感じさせるのです。
  • 急激な血圧の変動
    • 発作で急激な不安や恐怖に襲われると、血圧が急上昇・急下降することがあります。急激な血圧の変化に身体が対応できないことでめまいを引き起こします。
  • 筋肉の緊張
    • 発作中は筋肉が緊張しやすくなります。特に首や肩の筋肉が緊張すると、血流が制限されるのです。血流が制限されることで、めまいが生じることがあります。
  • 変化への過剰反応
    • 発作中は感覚が過敏になりやすいため、通常では気づかないような体や環境の変化へ過剰に反応してしまうことがあります。過剰な反応はめまいの感覚を増強することにつながります。

上記から、めまいは発作で体内が変化し起こる症状だと言えます。

パニック障害に伴うめまいを予防する5つの方法

ここからは、日常生活から取り組めるめまいへの予防策を、5つにまとめて紹介します。

  • 定期的にリラクゼーション技法を行う
  • 耳鼻科で耳管通気(じかんつうき)を行う
  • 積極的にビタミンB群を摂取する
  • 発作のトリガーを特定する
  • 発作に悩む人と情報交換する

日常からコツコツ取り組むことで、めまいが起きるリスクを減らせます。それぞれ詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。

方法1:定期的にリラクゼーション技法を行う

リラクゼーション技法とは、ストレスを軽減し、心身のリラックスを促進する方法やテクニックのことです。深呼吸や自律訓練法、漸進的筋弛緩法などが挙げられます。

自律訓練法とは、特定の言葉の手順に沿ってイメージを行うことによるリラクゼーション技法です。一種の自己催眠法ですが、精神科や心療内科でも行われているほど効果があります。

漸進的筋弛緩法は、筋肉に力を込めたあと、その力を抜くことで感じる脱力感を元にしたリラクセーション技法です。どの方法も定期的に行うことで、めまいを予防することにつながるため、ぜひ試してみてください。

方法2:耳鼻科で耳管通気(じかんつうき)を行う

耳鼻科で耳管通気を行うこともめまいを予防する効果的な方法です。耳管通気とは、狭くなった耳管を広げ、鼓膜の奥の鼓室というところに直接空気を送る治療法のことです。

耳管通気には、鼻からカテーテルを入れて空気を送る「カテーテル法」と、子供向けの「ポリッツェル法」の2種類があります。めまいが起きる原因は人によってさまざまですが、耳の疾患によってめまいが起こっていることも珍しくありません。

そのため、めまいが起こりやすいという方は、一度耳鼻科に相談して耳管通気を行ってみましょう。

方法3:積極的にビタミンB群を摂取する

積極的にビタミンB群を摂取することで、めまいを予防できます。なぜなら、ビタミンB群が不足すると貧血になりやすくなり、めまいの原因となるためです。

ビタミンBの中でも、ビタミンB12を不足させないことが大切です。実際に「にこっとプラス」の会員さんのなかには、ビタミンB群を摂取することで、めまいがよくなったという方もいます。

原因は人それぞれですが、身体に異常がないのに、めまいがある場合、多くの場合は、自律神経のバランスが崩れていることがあげられます。(ゆえに、不安・パニックとめまいが併発する)
私の場合ですと、下記を実践しました。
①西式甲田療法の木枕で寝る
②耳鼻科で、耳管通気を行う(←これが一番効果がありました)
③ビタミンB群を飲む(やわらかくなる、血行がよくなる)
私は、特に①、②がよかったように感じていますが、クライアントさんの話では、ビタミンB群がよかったというお話もありました。
あとは、意外かもしれませんが、心理カウンセリングでトラウマケアをすることで、ストレスが減り、めまいがなくなった方もいらっしゃいました。
医療は進んでいますので、身体的な異常がないかどうかも、あわせて定期的にご確認いただくのも良いかと思います。

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普段から意識的にビタミンB群を摂取するようにしましょう。

方法4:発作のトリガーを特定する

発作のトリガーを特定することは、日常生活から取り組めるめまいへの非常に効果的な方法です。めまいの原因は人によってさまざまです。

貧血や脱水症状が原因でめまいが起きる場合や、首まわりの筋肉がこっていることで起こるなど、あげたらキリがありません。そのため、日頃からめまいが起こった際の共通点を探すようにしましょう。

どのような場所で起こりやすいのか、どの時間帯に起きやすいのか、決まった行動をとっていないかなどをチェックしてみてください。発作のトリガーを特定できれば、めまいに悩む回数を減らすことができます。

方法5:発作に悩む人と情報交換する

予防策を試してみても、なかなかめまいが改善されないという方もいるかもしれません。そんな時には、発作に悩む人と情報交換することが大切です。

実際に「にこっとプラス」の会員さんのなかには、発作に悩む人と話をすることで、気持ちが楽になったと感じる方も多くいます。

当時のぼくは、とにかく人に話をきいてもらうようにしてました。受け取ってもらえると、楽になる時がありますね。

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同じ悩みを抱えているからこそ見つけられた対処法によって、めまいの症状が改善される可能性もあります。また、自分と同じ悩みを持っている人がいるというだけで、気持ち的に楽になります。

とはいえ、周りにパニック障害について話せる人がいないと悩んでいる方もいますよね。そんな方は、不安・パニック障害に悩む7万人の方が参加する、不安パニック専門のオンラインサポートコミュニティ「nicot+(にこっとプラス)」にご参加ください。

「にこっとプラス」では、次のように参加者同士が症状への悩みや対処法といった情報を気軽に交換することができます。

「いきなりコミュニティに入るのはちょっと気が引ける…」と不安な方は、自宅や外出先で行える、薬に頼らず「食事」と「栄養」でパニック障害を克服する改善動画をご覧ください。

実際に、本動画を視聴した91%の方が症状の改善を実感しています。パニック障害を克服する効果的な改善方法を詳しく知りたい方は、ぜひ一度お試しください。

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パニック障害に伴うめまいによくある質問

最後に、パニック障害についてよくある質問にまとめて回答します。

  • めまいが出た時は薬を飲んだ方がいい?
  • めまいの症状は完治する?
  • めまいの症状が出やすい人の特徴は?
  • めまい以外の症状が出た時は?

めまいが出た時は薬を飲んだ方がいい?

パニック障害の発作でめまいが出た時は、薬を飲むことは効果的な方法のひとつです。しかし、中には薬の効果をあまり感じないという方もいるのではないでしょうか。

そんな時には、漢方がおすすめです。めまいに使われる漢方としては、苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)がよく使用されています。体内の水分調節がうまくいかない時や「水毒」の状態があるときなどに、「水毒」に伴う諸症状の改善が期待できます。

また、漢方だけでなく、普段から栄養面に気を使うことも大切です。先ほども述べたように、ビタミンB群は意識的に取るようにしましょう。

なお、本メディア「ぱにらぼ」の監修を務める新見先生の「新見正則医院」では、パニック障害の症状をヒアリングしたうえで、適切な処方が受けられます。専門の主治医が決まっていない方は、この機に一度ご受診ください。

めまいの症状は完治する?

めまいといったパニック障害の症状は、主に薬物療法と行動療法を組み合わせて治療していきます。薬物療法は、SSRI(セロトニン再取り込み阻害薬)という抗うつ薬を使用し、発作をコントロールしていく治療法のことです。

効果がでるまで数週間ほど必要となりますが、この期間を乗り越えれば治療が順調に進んでいきます。効果が出始めれば持続性も高いため、続けることが大切です。

行動療法は、発作が起きることを恐れて今まで避けていた場所や状況に慣れるよう少しずつ挑戦していきます。自分のペースでゆっくり無理のないよう治療していきましょう。

パニック障害の治療法をより詳しく知りたい人は、下の記事を参考にしてください。

パニック障害を治すには?治療法や手順をわかりやすく解説

めまいの症状が出やすい人の特徴は?

めまいといったパニック障害の症状が出やすい人の特徴としては、不安や恐怖心が強い人、神経質な人などが挙げられます。上記のような人は不安や恐怖心を抱きやすく、結果的にパニック障害の症状を引き起こしがちになるのです。

また、真面目でこだわりが強く、完璧主義である人もパニック障害になりやすい傾向があると言われています。例えば、休んでいる時にも考え込んでしまい、しっかりと睡眠も取れず不安や恐怖心だけが大きくなり、精神的に追い詰められていきます。

上記の特徴に当てはまる人は、パニック障害を引き起こさないように注意が必要です。

めまい以外の症状が出た時は?

パニック障害でめまい以外の症状が出た際には、まずは深呼吸をして呼吸を整えるようにしましょう。呼吸が浅くなると、不安な気持ちが大きくなり、現状の症状がおさまりにくくなります。

そのため、パニック障害でめまい以外の症状が出た際は、まずは深呼吸を試してみてください。少し落ち着いたら水分をとるようにしましょう。また、症状によって適した対処法は異なります。

下の記事では、症状別にパニック発作の対処法を詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

パニック障害で発作が出た際の対処法!原因や予防策も紹介

まとめ

本記事では、パニック障害の発作でめまいが出た時の対処法や日常生活から取り組めるめまいへの予防策について解説しました。めまいは、人によっては立ってられないほどの症状が出るとてもつらいものです。

そのため、めまいに悩む人は本記事で紹介した方法をぜひ試してみてください。また、めまいによる悩みを解消するには、日常からできる予防策を実施することが大切です。

積極的にビタミンB群を摂取したり、発作に悩む人と情報交換する、発作のトリガーを特定するなどは意識的にやってみてください。本記事があなたのお役に立てることを願っております。

また、次の記事では発作だけでなく、予期不安や広場恐怖などの症状への対処法も解説しているので、よければ参考してください。

パニック障害に悩んだ時はどうしたらいい?症状別に対処法や予防策を紹介

パニック障害めまい対処法

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