2024年06月28日
パニック障害の前兆とは?病院に行くかを判断するポイントも紹介...
「最近、突然強い不安を感じることがある…」「パニック障害に前兆ってあるの?」「病院で見てもらうべきなのかな…」 何の前触れもなく突然強い不安感や恐怖に襲われたという経験がある方は、もしかし...
「パニック障害に悩む彼女を支えるにはどうすればいいだろう?」
「やってはいけないこともあるのかな…」
現代で10人に1人が発症するといわれるパニック障害。そんなパニック障害の症状に悩む彼女を、なんとか支えてあげたいと思っている方は多いですよね。
パニック障害を克服するには周囲の人のサポートが必要不可欠です。ただ、どう支えればいいのかわからない方もいるはず。
周りの接し方次第で、パニック障害は改善にも悪化にもつながります。そのため、適切な対処法を把握したうえでのサポートが重要です。
そこで、本記事ではパニック障害の症状が出た彼女にできる対処法を、支え方も交えて解説します。パニック障害の彼女へやってはいけない接し方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
なお、不安・パニック障害に悩む7万人の方が参加するオンラインコミュニティ「にこっとプラス」では、自宅や外出先で行えるパニック障害への対処法をまとめた動画を無料配布しています。
91%の方が動画の内容を実践し、症状の改善を実感。気軽に効果的な対処法を知りたい方は、ぜひ一度お試しください。
一個人の問題に捉えられがちなパニック障害ですが、パートナーの支えがパニック障害の克服につながるケースは多いです。
パニック障害は、突然激しい動悸や息苦しさに襲われ、「このまま死んでしまうのではないか」と感じるほど恐ろしいものです。しかし、適切な治療さえ行えば、治る病気でもあります。
とはいえ、パニック障害に悩む人がたった一人で病気を克服していくことは簡単ではありません。だからこそ、パートナーが隣で支えることがパニック障害の克服につながる近道になります。
パニック障害に悩む人にとって、身近な人と話すことは大きな安心に繋がります。そのため、パニック障害の正しい知識を持って、パートナーを支えてあげてください。
ここからは、パニック障害の彼女へやってはいけない接し方を、4つにまとめて紹介します。
「気持ちの問題だ」「気にしすぎだ」といった言葉は避けるようにしましょう。なぜなら、症状を軽視する発言はパニック障害に悩む彼女を追い込むためです。
パニック障害のつらさや恐怖は周囲の人には理解されにくく、パニック障害に悩む彼女自身もそれを感じています。
だからこそ、症状を軽視する発言をすることによって、彼女が一人で不安を抱え込むようになってしまうことも考えられます。その場合、症状が悪化することも珍しくありません。
症状が悪化すると日常生活にも支障が出始め、パニック障害の克服までに多くの時間を要します。そのため、症状を軽視するような発言をしないように注意しましょう。
「なんでそんなことでパニックになるの?」といった相手を批判・非難する言葉も避けるようにしましょう。なぜなら、症状を軽視するのと同様に彼女を追い込むためです。
パニック障害の発作が起こるきっかけは人によってさまざまで、周囲の人には理解しがたいことがきっかけになる場合もあります。批判・非難されたことに対してストレスを感じ、パニック発作を引き起こすことも珍しくありません。
また、パニック障害に悩む人のほとんどは、「また発作が起きたらどうしよう」といった不安(予期不安)と常に戦っています。そのため、彼女の気持ちを追い込んでしまう、批判・非難する言葉は使わないようにしましょう。
※予期不安とは
予期不安とは、再びパニック発作が起こることを恐れ、その可能性を予期して感じる持続的な不安感です。意識的に発作が起こりやすい状況や場所を避ける原因になることで、日常生活に支障が起きるケースもあります。
パニック障害に悩む彼女に対して、威圧的に接する・怒鳴るといった行為は避けましょう。なぜなら、彼女に発作の原因となるストレスを感じさせてしまうためです。
そもそも、威圧的に接する・怒鳴るといった行為は、パニック障害ではない人でも大きなストレスを感じます。
したがって、パニック障害に悩む彼女にとっては、計り知れないストレスを与えることになります。威圧的な態度を取られたことがきっかけとなってパニック発作を起こしてしまう可能性もあるため、言動には十分注意しましょう。
パニック障害に悩む彼女に対して、突然驚かす・急かすといった行為をしてはいけません。なぜなら、突然驚かすことがきっかけで発作につながるケースもあるためです。
パニック障害に悩む人は、発作の苦しみや恐怖の経験から「また発作が起きたらどうしよう」といった不安を常に抱えています。そのため、ふざけてでも驚かすようなことはやめましょう。
また、急かすような行為もパニック障害に悩む人にとっては、ストレスを感じて追い詰められてしまう可能性があります。どこかに外出する際などは、できるだけ時間に余裕を持って急かす必要がないようにしましょう。
パニック障害に悩む人と行動を共にする場合は、無理をさせないことが大切です。
ここからは、パニック障害の症状が出た彼女にできる対処法を、4つにまとめて紹介します。
パニック発作が起きた際に適切な対処ができれば、発作を早めに抑えることができます。いざという時にすぐ対処できるようにチェックしておきましょう。
パニック発作が起きたら、まず静かで落ち着ける場所を確保しましょう。人混みや騒がしい場所は、彼女の不安な気持ちを大きくしてしまう可能性があります。
発作が悪化する可能性も否定できないため、なるべく早く移動させることが大切です。もちろん状況によってはすぐに移動できない場合もあるでしょう。
その場合は、少し休ませてから移動させるようにしてください。無事移動できたら、発作の対処法を実践していきます。
移動させる際の注意点としては、なるべく直射日光の当たらない場所、人通りの少ない場所にすることが挙げられます。彼女が落ち着ける場所を見つけてあげてください。
パニック障害に悩む人にとって、身近な人に声をかけてもらうことは大きな安心感に繋がります。「大丈夫」と優しく声をかけながら背中をさするなどして、不安が少しでも軽くなるようにしてください。
パニック障害に悩む人は、不安な気持ちに共感して肯定する言葉やもうすぐ良くなるという希望を持てる言葉に安心感を得ます。「不安が強くて苦しいよね」「もうすぐ落ち着くから大丈夫だよ」といった言葉をかけてあげましょう。
また下の記事では、パニック障害の人が安心した7つの言葉を紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
→ パニック障害の人が安心した7つの言葉とは?友達や家族への接し方や声かけ
深呼吸には自律神経のバランスを整えてストレスを軽減する効果があり、パニック発作を抑えるのに非常に効果的な方法です。パニック発作が起こると体に力が入り、無意識のうちに呼吸が浅くなってしまいます。
呼吸が浅い状態が続くと不安がさらに強くなったり、気持ちが落ち着かなくなるため、深呼吸を促すようにしましょう。深呼吸を促す際には「ゆっくり息を吸って、ゆっくり吐いて」といった呼吸のタイミングが取れるような声かけをしてあげてください。
また下の記事では、パニック障害で発作が出た際の対処法を詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてください。
「合谷(ごうこく)」を刺激することも、発作を抑えることにつながります。「合谷」は、刺激することで不安や発作を回避しやすくなる効果があり、「万能のツボ」とも呼ばれています。
下の写真のように、合谷は人差し指の骨のラインと親指の骨のラインが交わる部分にあります。
彼女にパニック発作が起きたら、少し痛みを感じるくらいの強さで押してあげてください。合谷を10秒押したままキープして離し、3秒ほど離したらまた10秒押すという流れを3〜5回繰り返すようにしましょう。
また、下の記事ではパニック障害に悩む人の多くが経験する予期不安の対処法を詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。
→パニック障害で予期不安の症状が出た際の対処法!原因や予防策も紹介
ここからは、パニック障害の彼女を支えるポイントを、7つにまとめて紹介します。
パニック障害に悩む彼女を支えるには、パニック障害への理解を深めることが何よりも重要です。正しい理解がないと、気付かぬうちに彼女を傷つけ、追い込んでしまう恐れがあります。
パニック障害は周りの接し方次第で回復することもあれば、悪化することもあるため、必要な知識を入手しておくことが大切です。また、パニック障害で起こる症状は人によってさまざまです。
パニック障害への理解を深めることで、いざという時にも症状にあった対処法を実践できるでしょう。
先述したとおり、人によってパニック障害で起こる症状はさまざまです。だからこそ、いざという時に適切な行動が取れるように症状別の対処法を練習しておきましょう。
症状別の対処法は、自身で覚えたり練習するのも良いですが、彼女と一緒に練習することがより効果的です。一緒に練習しておけば、実際にパニック発作が起きた際もお互いが焦ることなく対処できます。
また、「この人はこの対処法がわかっている」と彼女に安心感を与え、信頼関係を築くことができます。
なお、下の記事では症状別にパニック障害の対処法や予防策を紹介しているので、あわせて参考にしてください。
→ パニック障害に悩んだ時はどうしたらいい?症状別に対処法や予防策を紹介
なお、不安・パニック障害に悩む7万人の方が参加するオンラインコミュニティ「にこっとプラス」では、自宅や外出先で行えるパニック障害への対処法をまとめた動画を無料配布しています。
91%の方が動画の内容を実践し、症状の改善を実感。気軽に効果的な対処法を知りたい方は、ぜひ一度お試しください。
パニック障害に悩む彼女を支えるためには、彼女の気持ちに「寄り添う」ことが大切です。パニック発作によるつらさや不安、恐怖は実際に経験している彼女にしかわかりません。
どんなに彼女のつらさを理解しようとしても、完全には理解はできないものです。そのため、理解はできない前提のもと、共感・寄り添うことを意識するようにしましょう。
パニック障害に悩む人にとっては、家族や友人などの身近な人と話すことだけで大きな安心につながります。理解しようとするのではなく、寄り添ってあげてください。
傾聴とは、相手の話に関心を持ち、共感を示しながら肯定的な姿勢で聴くことです。ただ話を聞くよりも相手に安心感を与えやすく、信頼関係を構築しやすいメリットがあります。
傾聴する際のポイントは、彼女の話を否定せず、好き嫌いの評価を入れずに聴くことです。もし彼女の話の内容にわからないところがあれば、そのままにせず聴きなおして内容を確かめるようにしましょう。
傾聴を意識することで、「この人は自分のことを理解してくれる」「ここは話しても良い場所なんだ」という安心感を与えられます。
パニック障害に悩む彼女を支えるためには、一緒にリラックスできる時間を過ごすことも大切です。パニック発作の主な原因は、ストレスです。
そのため、意図的に一緒にリラックスできる時間を増やすことでストレスを溜め込まなくなり、発作の頻度を減らすことができます。また、パニック障害に悩む方は、身近な人の声を聞くだけでも安心できます。
彼女がストレスを感じにくい環境づくりの一環として、一緒にリラックスできる時間を過ごすようにしてみましょう。
パニック障害の彼女を支える際には、支えきれない時に自分を責めないことが大切です。
パニック障害の発作はいつ起こるかわからず、支える側も気が休まることはありません。そのため、支える側がストレスを溜め込んでしまう場合も多くあります。
つらい思いをしているのは彼女だけでなく、支える側の人も同じです。だからこそ、支えきれない時に自分を責めないことが大切です。
パニック障害の治療は、どんなに短くても半年以上はかかります。半年以上支え続けることは決して簡単なことではなく、完璧にこなせる人がいないのが当たり前です。
一人で支え続けることは難しいため、誰かと協力しながら支えていくことを意識してみましょう。
パニック障害に悩む彼女を支えるためには、同じ症状に悩む人と情報交換することが大切です。なぜなら、同じ悩みを抱える人と情報交換することで、新たな対処法や予防策を見つけられる可能性があるためです。
また、彼女にとっても自分と同じ悩みを抱えている人がいることを知るだけで、気持ちが楽になるでしょう。支える側も、他の人がどうやって支えているのかといったことを知る良い機会になります。
そのため、同じ症状に悩む人と情報交換する機会を積極的に作るようにしましょう。
とはいえ、周りにパニック障害について話せる人がいないと悩んでいる方もいますよね。そんな方は、不安・パニック障害に悩む7万人の方が参加する、不安パニック専門のオンラインサポートコミュニティ「nicot+(にこっとプラス)」にご参加ください。
「にこっとプラス」では、次のように参加者同士が症状への悩みや対処法といった情報を気軽に交換することができます。
「いきなりコミュニティに入るのはちょっと気が引ける…」と不安な方は、自宅や外出先で行えるパニック障害への対処法をまとめた動画をご覧ください。
無料配布している本動画は、91%の方が解説された内容を実践し、症状の改善を実感しています。にこっとプラスでどんなことが知れるのか、気軽に効果的な対処法を知りたい方は、ぜひ一度お試しください。
本記事では、パニック障害の症状が出た彼女にできる対処法や、パニック障害の彼女を支える7つのポイントを紹介しました。パニック障害は当事者だけでなく、支える側もつらい思いをする病気です。
大切な彼女が苦しむ姿を見ることはつらいですよね。ただ、パニック障害は適切な対処を行えば治る病気でもあります。そのため、パニック障害について正しい理解を持つことが大切です。
パニック障害に悩む彼女を支えたいという方は、本記事で紹介した内容を参考にしてみてください。本記事があなたのお役に立てることを願っております。
また下の記事では、パニック障害の症状が出た際に周りができる対処法について解説しているため、ぜひ参考にしてください。
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