2024年06月30日
パニック障害にカルピスは効く?話題の理由をわかりやすく解説...
「カルピスがパニック障害に効くって本当?」「不安が和らいだりするのかな...」 「パニック障害にはカルピスが効く」そんな噂を聞き、真実がどうなのか気になっている方は多いですよね。美味しいカ...
「最近、突然強い不安を感じることがある…」
「パニック障害に前兆ってあるの?」
「病院で見てもらうべきなのかな…」
何の前触れもなく突然強い不安感や恐怖に襲われたという経験がある方は、もしかしたらパニック障害かもしれません。パニック障害は、突然強い不安感や恐怖に襲われることが特徴であり、悪化するとめまいや吐き気といった症状が出ることもあります。
そのままにしておくと、予期不安や広場恐怖などを併発する恐れもあるため、なるべく早めの対処が必要です。しかし、自分が本当にパニック障害なのか判断できないという方もいますよね。
そこで、本記事ではパニック障害の前触れを示す前兆を解説します。パニック障害かを判断するポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
なお、不安・パニック障害に悩む7万人の方が参加するオンラインコミュニティ「にこっとプラス」では、自宅や外出先で行えるパニック障害への対処法をまとめた動画を無料配布しています。
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パニック障害の前兆を感じたら、それは病院で診てもらう合図です。前兆が出た際は、面倒臭がったり迷ったりせず、一度病院で診てもらうようにしましょう。
パニック障害は放っておくと、症状がみるみる悪化していきます。先ほども述べたように、予期不安や広場恐怖、うつなどを併発する恐れもあるため、なるべく早めの対処が必要です。
また、悪化すればするほど、克服するまでに長い時間を要します。パニック障害は一度発症すると、どんなに短くても半年以上は治療が必要です。
自分自身が少しでもつらい思いをしないように、前兆を感じたら迷わず病院で診てもらうようにしましょう。
ここからは、パニック障害の前触れを示す前兆を、7つにまとめて紹介します。
突然強い不安感や恐怖に襲われる場合は、パニック障害の前触れを示す前兆である可能性が高いです。パニック障害の発作は「何の前触れもなく突然起こること」が特徴として挙げられます。
日常生活で不安感や恐怖に襲われることは珍しいことではありませんが、突然起こる場合には一度病院で診てもらいましょう。面倒くさがったり、迷ったりして病院に行かないという選択をすると、あとで後悔することになりかねません。
パニック障害でなければそれに越したことはないため、なるべく早めに診てもらうことが大切です。
理由もなく心臓がドキドキするという場合も、パニック障害の前触れを示す前兆である可能性が高いです。動悸はパニック障害でよくある症状のひとつのため、一度病院で診てもらうことをおすすめします。
パニック障害で動悸を感じるのは、強いストレスや不安によって脳内の神経伝達物質のバランスが乱れてしまうためです。また、仮にパニック障害でなかったとしても、動悸は身体の異常を示すサインである場合もあります。
どちらにしても動悸が発生している原因を明確にしておくことが大切です。
呼吸が浅く息苦しさを感じる場合には、パニック障害の前触れを示す前兆の疑いがあります。なぜなら、パニック障害の発作が起きている時は無意識のうちに身体に力が入り、呼吸が浅くなりやすいためです。
また、息苦しさを感じるということもパニック障害でよくある症状のひとつです。息苦しさを感じる状態をそのままにしておくと、最悪の場合には過呼吸に発展する恐れがあります。そのため、なるべく早めに対処することが大切です。
突然、発汗や震えが出る場合もパニック障害の前触れを示す前兆の疑いがあります。パニック障害では、不安感や恐怖心をコントロールする神経が混乱しやすいという特徴があります。
そのため、普段不安を感じないようなことでも身体が不安・恐怖の反応を起こし、発汗や震えが出ることも少なくありません。また、発汗や震えという症状はパニック障害でなかったとしても、他の病気である疑いがあります。
発汗や震えが短期間で複数回起こった場合には、一度病院で診てもらうことをおすすめします。
胸の痛みや圧迫感に襲われる場合は、パニック障害の前触れを示す前兆である可能性が高いです。なぜなら、胸の痛みや圧迫感は、パニック障害の代表的な症状のひとつであるためです。
なかでも、鉄板のようなもので胸を強く押し付けられた圧迫感や、心臓を鷲掴みにされたような痛み・不快感がある場合には注意しましょう。心当たりがある方は、一度病院で診てもらうことをおすすめします。
また、胸の痛みがある場合は、さまざまな疾患が考えられます。どちらにしても早めの対処が肝心です。
立っていられないほどのめまいを感じた場合には、パニック障害の予兆である可能性があります。なぜなら、強いめまいが生じるのはパニック障害の発作で身体や体内のバランスが崩れている疑いがあるためです。
パニック障害の発作が起きると、急激な血圧の変動や筋肉の緊張による血流の制限が理由でめまいを引き起こしやすくなります。また、めまいが起きている時に不安な感情の高まりとともに症状が悪化する場合にはパニック障害の可能性が高いです。
立っていられないほどのめまいを感じた際には、一度病院で診てもらうことがおすすめです。
突然吐き気を催すことがある場合、パニック障害の前触れを示す前兆である可能性が高いです。なぜなら、パニック障害の発作が起きると強いストレスや恐怖感が自律神経のバランスを乱し、吐き気を催すことがあるためです。
多くの場合、吐き気は何らかのきっかけがあって催すものです。しかし、パニック障害では、何の前触れもなく突然吐き気を催すことも少なくありません。
特に身体に異常がないにもかかわらず、吐き気を催した経験が短い期間で複数回ある方は、パニック障害の可能性を疑うようにしましょう。
ここからは、パニック障害かどうかを判断するポイントを、6つにまとめて紹介します。
発作中に複数の症状が出る場合は、パニック障害である可能性が高いです。パニック障害の発作はひとつの症状だけでなく、めまいや吐き気、息苦しさなど複数の症状が同時に出ることが大きな特徴です。
また、複数の症状とともに「このまま死んでしまうのではないか」という強い不安感に襲われることも特徴として挙げられます。複数の症状が出る、「このまま死んでしまうのではないか」という強い不安感に襲われる場合には、基本的にパニック障害と判断できます。
突然の発作が繰り返し起きている場合には、基本的にパニック障害と判断できます。日常生活を送っていると、パニック障害でなくても息苦しさや動悸を感じることは稀にあります。
一定の期間で発作が起きたのが一度きりの場合は、そこまで危険視する必要はありません。しかし、突然の発作が繰り返し起きている場合には、パニック障害である可能性が高いと言えます。
めまいや吐き気、息苦しさといった複数の症状が同時に出る機会が直近で2回以上あった際には、パニック障害と判断しましょう。
発作が1ヶ月以上続いている場合、高い確率でパニック障害と判断できます。なぜなら、めまいや吐き気といった症状は1ヶ月以上続くことがほとんどないためです。
パニック障害の場合、克服するにはどんなに短くても半年以上の時間がかかります。そのため、1ヶ月以上発作が続いている際には、パニック障害と判断しましょう。
また、1ヶ月以上発作が続いているということは、症状が悪化している可能性があります。これ以上の悪化を防ぐために、なるべく早めの対処をすることをおすすめします。
発作が特定の状況や場所で起きている場合も、高い確率でパニック障害と判断できます。なぜなら、パニック障害の発作は同じような状況下で発生する可能性が高いためです。
実際に、パニック障害を予防するための効果的な方法に、発作が起きるトリガーを特定するというものがあります。パニック障害に悩む方の多くは、特徴の状況に置かれていることにストレスを感じ、拒絶反応を起こすことで発作を引き起こします。
そのため、発作が特定の状況や場所で起きている場合には、パニック障害と判断できるでしょう。
発作の再発を恐れて特定の状況を避けている行動が見られる場合、パニック障害である可能性が高いです。なぜなら、特定の状況を避ける行動は「広場恐怖」というパニック障害特有の症状であるためです。
広場恐怖では人混みや電車・バスなど、発作が起こった際に逃げ出すのが困難な場所や状況へ陥ることに不安・恐怖を感じます。広場恐怖の症状が出ているということは、少なくてもパニック発作を複数回経験しているため、なるべく早めの対処が必要です。
※広場恐怖とは
広場恐怖とは、パニック発作が起こった場合に逃げ出すのが困難な場所や状況(人混み・電車やバス・エレベーターやエスカレーターなど)へ陥ることへの恐怖です。特定の場所や状況を避けることで、生活が制限され、日常活動に支障をきたすケースがあります。
発作前後に持続的な不安に襲われている場合、パニック障害である可能性が高いです。なぜなら、発作前後の持続的な不安は「予期不安」というパニック障害特有の症状であるためです。
パニック障害の発作は「このまま死んでしまうのではないか」と感じるほどの強い不安と恐怖に襲われます。一度発作を経験すると、発作の時の恐怖が忘れられず、常に持続的な不安に悩まされることになります。
予期不安の症状が出ると、不安な気持ちがストレスとなって発作を引き起こすことも少なくありません。広場恐怖と同様に早めの対処が必要です。
※予期不安とは
予期不安とは、再びパニック発作が起こることを恐れ、その可能性を予期して感じる持続的な不安感です。意識的に発作が起こりやすい状況や場所を避ける原因になることで、日常生活に支障が起きるケースもあります。
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最後に、パニック障害へのよくある疑問にまとめて回答します。
パニック障害の症状が出た時には、まず深呼吸をしましょう。深呼吸には、心拍数や血圧を下げ、気持ちを落ち着かせる効果があります。
症状が出た時に深呼吸を行えば、不安な気持ちをある程度抑えることができます。その後、症状別の対処法を行うようにしてください。
パニック障害の症状は人によってさまざまであり、症状別に効果的な対処法が存在します。事前に自分に出やすい症状の対処法を理解し、いざという時に落ち着いて行動できるようにしておくことが重要です。
なお、症状別にパニック障害の対処法を詳しく知りたい人は、下の記事を参考にしてください。
→ パニック障害に悩んだ時はどうしたらいい?症状別に対処法や予防策を紹介
パニック障害は、もともと不安・恐怖心が強い人や、睡眠不足などの生活習慣が乱れている人が発症しやすいとされています。パニック障害が起こるのは、強いストレスを感じることでホルモンバランスが崩れてしまうのが主な原因です。
もともと不安・恐怖心が強い人や、生活習慣が乱れている人はストレスを感じやすく、パニック障害を発症しやすくなります。少しでもパニック障害を予防するには、生活習慣や食生活を見直し、ストレスを溜めない環境づくりを意識することが大切です。
パニック障害は、適切な対処を行えば8〜9割の人が完治する病気です。残りの1〜2割の人も、完治はしないものの、症状はかなり軽減されます。
パニック障害を発症した時には、ショックで気持ちが落ちてしまいますよね。しかし、決して治らない病気ではないため、諦めずに向き合うことが大切です。
パニック障害の治療は短くても半年以上の時間がかかります。一人で克服するのは難しいため、周りの人に助けてもらいながらパニック障害に向き合っていきましょう。
本記事では、パニック障害の前触れを示す前兆やパニック障害かどうかを判断する6つのポイントを紹介しました。パニック障害の前兆となる症状が見られたら、なるべく早めに対処することが大切です。
早めの対処をすることで、症状の軽減・悪化を防止できるため、面倒臭がったり迷ったりせずに一度病院で診てもらいましょう。また、自身がパニック障害だと判断できる場合には、同じ悩みを持つ人と情報交換することで、効果的な対処法や予防策が見つかることもあります。
そのため、積極的に同じ悩みを持つ人と情報交換する機会を作りましょう。
とはいえ、周りにパニック障害について話せる人がいないと悩んでいる方もいますよね。そんな方は、不安・パニック障害に悩む7万人の方が参加する、不安パニック専門のオンラインサポートコミュニティ「nicot+(にこっとプラス)」にご参加ください。
「にこっとプラス」では、次のように参加者同士が症状への悩みや対処法といった情報を気軽に交換することができます。
「いきなりコミュニティに入るのはちょっと気が引ける…」と不安な方は、自宅や外出先で行えるパニック障害への対処法をまとめた動画をご覧ください。
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