パニック障害に伴うめまいに効く薬3選!服用する際の注意点も紹介

パニック障害めまい薬

この記事では服用する際の注意点も交え、パニック障害のめまいに効く薬を紹介します。

パニック障害でめまいに効く薬にはなにがあるんだろう?
服用する際の注意点はなんだろう…

パニック障害に悩む方のなかには、めまいに苦しんでいるという方もいますよね。めまいはとてもつらいものであり、日常生活に大きな影響を及ぼします。

「できれば薬でめまいをなくしたい…」という考えから、パニック障害に伴うめまいに効く薬を探している方もいるでしょう。

そこで、本記事ではパニック障害に伴うめまいに効く薬を紹介します。薬の選び方や服用する際の注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • パニック障害に伴うめまいに効く薬はデパスやワイパックスがある
  • 途中で飲むのを止めず、薬の用法・用量を守って服用しよう
  • 副作用が出た時は病院に相談しよう

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目次

パニック障害に伴うめまいに効く薬

さっそく、パニック障害に伴うめまいに効く薬を、3つにまとめて紹介します。

  • デパス(一般名:エチゾラム)
  • ワイパックス(一般名:ロラゼパム)
  • パキシル(一般名:パロキセチン)

デパス(一般名:エチゾラム)

デパスは抗不安薬のひとつであり、エチゾラムとも呼ばれている薬です。即効性があり、パニック発作が起きそうな場面で服用することで症状の緩和に役立ちます。

デパスは、不安や緊張を和らげる効果を持つことが特徴です。パニック障害以外にも、うつ病や統合失調症において使用されています。服用する際は、1日3mgを3回に分けて飲みましょう。

ただし、デパスには依存性があるため、長期間の使用や大量服用には注意が必要です。使用する時は、短期間の使用を心がけましょう。

ワイパックス(一般名:ロラゼパム)

ワイパックスは、パニック障害のめまい症状に効く抗不安薬です。ロラゼパムとも呼ばれており、不安障害やうつ病、自律神経失調症における不安や緊張を落ち着かせる効果があります。

ただし、ワイパックスにも依存性のリスクがあるため、医師の指示に従って服用しましょう。服用する量を増やしたり、中止したりしないよう注意が必要です。

また、副作用として眠気や注意力の低下が起こるケースがあります。服用中は自動車の運転や機械の操作は行わないようにすることが賢明です。

パキシル(一般名:パロキセチン)

パキシルは、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI:Selective Serotonin Reuptake Inhibitor)と呼ばれる抗うつ薬のひとつです。パロキセチンと呼ばれています。

パキシルには抗うつ作用や抗不安作用があり、抑うつ気分や不安、緊張などを和らげることが可能です。パニック障害の他にも、うつ病や強迫性障害、外傷後ストレス障害(PTSD)などにも効果があります。パニック障害の方は、1日1回夕食後に30mgを服用しましょう。

※選択的セロトニン再取り込み阻害薬
神経伝達物質であるセロトニンの再取り込みを阻害し、セロトニンの濃度を上げて神経伝達をスムーズにすることで、不安やうつ症状を改善する薬。

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パニック障害に伴うめまいへ効く薬の選び方

パニック障害に伴うめまいに効く薬の選び方には、2つのポイントがあります。

  • 処方薬か市販薬か
  • 副作用はあるか

個人の症状や体質によって最適な薬が異なるため、自身に合った薬を選ぶことが大切です。

処方薬か市販薬か

パニック障害に伴うめまいの治療には、処方薬を選びましょう。

処方薬は医師の診断に基づいて処方されるため、自身の症状や体質に合わせた適切な薬を服用することができます。抗不安薬や抗うつ薬など、パニック障害の症状に特化した薬を服用できるのが特徴です。

一方で、市販薬はパニック障害に特化したものがほとんどありません。めまいの一時的な緩和には役立つ可能性がありますが、根本的な治療には向いていないのです。

パニック障害のめまい症状が気になる時は、まず医療機関を受診して適切な処方薬をもらいましょう。

副作用はあるか

パニック障害の薬を選ぶ際には、副作用の有無や症状を確認しておきましょう。なぜなら、眠気を引き起こす薬を服用する場合、仕事や運転に支障をきたす恐れがあるからです。

また、めまいを和らげるために服用しているのに、逆にめまいが悪化する副作用があると本末転倒になってしまいます。パニック障害で服用する薬には、次のような副作用があります。

  • 下痢
  • 眠気
  • 動悸
  • 便秘
  • 吐き気
  • 倦怠感
  • ふらつき

副作用の現れ方には個人差があり、全ての人に必ず現れるわけではありません。また、副作用のリスクと薬の効果のバランスを考えることも大切です。副作用が気になる時は、医師に相談して別の薬に変更することもできます。

なお、下の記事ではパニック障害の薬の副作用を詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてください。

パニック障害の薬に副作用はある?症状例や服用時の注意点も紹介

パニック障害に伴うめまいの薬を服用する際の注意点

ここからは、パニック障害のめまいの薬を服用する際の注意点を、3つにまとめて解説します。

  • 服用する量や回数を守る
  • 途中で飲むのを止めない
  • 副作用が出たら病院に相談する

服用する量や回数を守る

薬を服用する際は、医師から指示された量と回数を守ることが重要です。パニック障害の薬は、適切な量・タイミングを守って服用することで効果を発揮します。

1日3回と指示された薬を1日1回にまとめて飲むと副作用のリスクが高まったり、効果が十分に得られなかったりします。症状が改善したからといって自己判断で量を減らしたり、逆に効果が感じられないからといって量を増やしたりするのも危険です。

必ず医師の指示に従い、疑問や不安がある場合は相談をしましょう。

途中で飲むのを止めない

パニック障害の薬は、医師の指示なく途中で飲むのを止めてはいけません。

とくに、抗うつ薬は効果が現れるまでに2~4週間かかります。すぐに効果を感じられないからといって服用を止めてしまうと、本来の効果を得られない可能性があるのです。

また、抗不安薬は服用を中止すると離脱症状が現れるものも存在します。薬をやめる場合には、徐々に量を減らしながら減薬していくのが一般的です。

そのため、薬の服用を止めたい時は、必ず医師に相談してから適切な方法で行いましょう。

副作用が出たら病院に相談する

パニック障害の薬を服用して副作用が現れたら、すぐに病院に相談してください。

副作用の種類や程度は人によって異なり、軽いものから重篤なものまでさまざまです。眠気や口の渇きといった比較的軽い副作用から、呼吸困難や不整脈といった深刻な症状まで考えられます。

どのような症状であっても、気になる変化を感じたら自己判断せずに医師に相談しましょう。場合によっては薬の種類や量の調整が必要になることがあります。早めに対応をすれば、より安全に治療を続けることが可能です。

パニック障害に伴うめまいの薬によくある疑問

最後に、パニック障害に伴うめまいの薬にまつわるよくある疑問にまとめて回答します。

  • 薬を飲めばめまいは治るの?
  • 薬を飲まずにめまいを和らげる方法はある?

薬を飲めばめまいは治るの?

パニック障害の薬を飲めば、めまいの症状は緩和できます。しかし、パニック障害が完全に治るというわけではありません。

抗不安薬はめまいの症状を和らげる効果がありますが、根本的な原因に対処するものではありません。一方、抗うつ薬もパニック障害の症状を改善し、めまいの頻度や強度を減らすものです。

治療には薬だけでなく、心理療法や生活習慣の改善などの総合的なアプローチも必要です。薬はあくまでも治療の一部であると考えておきましょう。

なお、下の記事ではパニック障害の治療法を紹介しているので、あわせて参考にしてください。

パニック障害を治すには?治療法や手順をわかりやすく解説

薬を飲まずにめまいを和らげる方法はある?

薬を飲まずに、パニック障害に伴うめまいを和らげる方法もあります。リラクゼーション技法は、めまいの症状を和らげるのに効果的です。

たとえば、深呼吸や筋弛緩法、瞑想といった方法があります。自律神経系のバランスを整え、原因となる緊張や不安を和らげるのです。定期的に行えば、パニック発作の予防にも役立ちます。

ビタミンBを摂取することも有効です。ビタミンBは、めまいに関係する副交感神経の働きを調節します。バランスの取れた食事や、必要に応じてサプリメントから摂取をするようにしましょう。

めまいが出た時の対処法について詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてください。

パニック障害に伴うめまいが出た時の対処法!原因や予防策も紹介

パニック障害の改善法をより詳しく知りたい人は次の動画を参考にしてください。

また、パニック障害で不安になる原因を詳しく知りたい人は、下の動画も参考にしてください。

まとめ

本記事では、パニック障害に伴うめまいに効く薬や選び方を解説しました。薬の種類には、デパスやワイパックス、パキシルなどがあります。処方箋が必要なので、医師の診断のもと適切に服用しましょう。

服用する際は、薬の正しい服用方法を守ることが大切です。医師の指示通りの量と回数を守り、勝手に中止しないようにしましょう。副作用が現れたら速やかに医師に相談をしてください。

パニック障害に伴うめまいは、適切な治療で緩和できます。この記事を参考にして自身に合った薬を見つけ、より良い日常生活を送れるようになることを願っています。

なお、周りにパニック障害について話せる人がいないと悩んでいる方は不安・パニック障害に悩む7万人の方が参加する、不安パニック専門のオンラインサポートコミュニティ「nicot+(にこっとプラス)」にご参加ください。

「にこっとプラス」では、次のように参加者同士が症状への悩みや対処法といった情報を気軽に交換することができます。

「いきなりコミュニティに入るのはちょっと気が引ける…」と不安な方は、自宅や外出先で行える、薬に頼らず「食事」と「栄養」でパニック障害を克服する改善動画をご覧ください。

実際に、本動画を視聴した91%の方が症状の改善を実感しています。パニック障害を克服する効果的な改善方法を詳しく知りたい方は、ぜひ一度お試しください。

\ 7万人以上が視聴 /

パニック障害めまい薬

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