2011年の暑い日のこと、、
私は、道路のコンクリートの上で泣いていました。
その日は、不安感やめまいに、耳鼻科の治療が効くという、情報を得て、期待に胸を膨らませていった日。
もしかしたら、治るかもしれない。
そんな思いを持って、一歩踏み出した日でした。
でも、ダメでした。
食品、漢方、薬、はり、整体、大学病院の精密検査、ありとあらゆることをやりました。
でも、、よくならなかった。
自分は一生このままなんじゃないかって、本気で悩みました。
でも、私は運良く、2人の先生に救われました。
1人は、大学病院の血液内科の先生。
何か特別な病気なんじゃないかって、心配で心配でいた自分。
業務時間外にも関わらず電話に出てくれて、安心させてくれた。
もう1人は、同じ大学病院の心療内科の先生。
3分診療が当然なはずの心療内科。
お昼ご飯を抜いて、2時間以上に渡って話を聞いてくれた。
その時、先生は何か治療をしたわけではない、ただ、ただ、聞いて治る病気だからって、励ましてくれた。
治せる力のある先生に励まされ、理解してもらえた。
それがどんなにうれしいことだったか、今でも忘れません。
そこから少しずつ、よくなっていき、約1年ちょっとで、私は不安感やめまい等の症状から抜け出すことができました。